2020/02/21 21:37
本日紹介するのはショーの中で唯一のニットです。
というかlucylocketで初めて作ったニットでいまのところこの1着のみなんですね。
ふわふわの細ーい毛糸はウール100%でチクチクもしません。
ドルマンスリーブになっていてゆったりな着心地なんですけど、丈は気持ち短めにしてあります。
やっぱりヴォリュームのある部分とミニマムな部分があった方が着たときにバランスをとりやすいですね。
肩と袖ぐりにポイントで毛糸で編んだりぼんを結んでいますがこれは編み目に通しているだけなのでシンプルに着たいなら外しても良いかもしれません。
手編みのニットなので編み目にばらつきが出ますが機械編みにない温かみが出ます。
毛足のある毛糸を使うならその方が断然風合いを引き立ててくれると思います。
子どもがニットを着ると小さい肩幅が強調されて可愛いんですよね。
こちらもまだネットにだしていないので来シーズンあたりに品数増やして出したいなぁと思います。
スカートは前回紹介したジャンパースカートと同じコットンサテンの生地を使いました。
わかりにくいですがセンターフロントは合わせになっていてシフォンのりぼんで結ぶようになっていて
中にペチコートやパンツを合わせるようになります。
ショーではオールホワイトにしたかったので白のペチコートを合わせましたが
色物のスカートやデニムパンツ、柄物のワイドパンツなんかでも可愛いと思います。
ヘアーアレンジはゆるくひとつ結びに。白のコードでキュッと結んでメリハリを。
顔周りだけ細いコテで巻きました。
時間があればピンカールにしたかったのですがふわふわ感が出てこれも良いということになりました。
こちらの女の子がもっているスワッグ。
Kinomeさんに作って頂いたのですが、たまたまショーの2日前くらいに自宅近くのパン屋さんにkinomeさんがいらっしゃることになっていて。追込みで出かける余裕は全くなかったのですが、kinomeさんの世界に憧れていたのでこれは行かねばならんとなりまして
もう早い時間に着いてショーで使う経緯と全体のイメージをざっくりとお伝えして、その場でイメージをまとめて作っていただきました。
そうして出来上がったスワッグには綿の花を使っていて、
もうそれはそれはわたしの想像を越えて素晴らしいものだったんですね。
持ち手にはざっくり裂いたコットンを巻きつけてもらいました。
(この写真が本当にお気に入りだったんですがペットボトルの麦茶が映り込んでしまいました‥)
ショーの小道具を用意するために色々な方に協力して頂きました。
尊敬する皆さんにお願いしてほんとによかったです。
自分の作ったものって複雑な思いが残っちゃって見返すのは苦行なのですが、
このショーは自分の未熟な部分はさて置き、
素晴らしい小道具と可愛すぎたモデルの女の子たちのおかげで
今でも見返すたびに幸せな気持ちにさせてくれます。
2018年の話ですが‥まだ続きます。
yuki